沢田研二 – JULIE

(1969年作品)

収録曲:

01. 君を許す

02. ビロードの風

03. 誰もとめはしない

04. 愛のプレリュード

05. 光と花の思い出

06. バラを捨てて

07. 君をさがして

08. 未知の友へ

09. ひとりぼっちのバラード

10. 雨の日の出来事

11. マイ・ラヴ

12. 愛の世界のために




ジュリーのファーストアルバム!

あなたはジュリーを知っているか?

日本の音楽に詳しい人でもなくても誰しもがその名を聞いたことがある沢田研二というアーティスト、そのファーストアルバムを聴いてみようではないか!

 

ジュリーといえば沢田研二、数々のヒットソングは今なお人々に愛され続けている。

「勝手にしやがれ」

「TOKIO」

おそらく、日本人なら誰しもが聴いたことがあるであろう名曲。

そして、それに加えてそのカリスマ性、ファッションセンスやパフォーマンスで日本音楽史にその名を刻んだジュリーこと沢田研二。

 

しかし、あまりにも有名であるがゆえに、ファーストアルバムをじっくりと聴いた人は少ないと思う。

だからこそ、聴いてみようではないか?

 

当時グループ・サウンズで人気を誇っていたザ・タイガースのヴォーカルだった沢田研二であるが…

1969年に発表されたのが本作品『JULIE』である。

 

では、

沢田研二 ファーストアルバム

JULIE

についてレビューしていこう。

 

レビュー

シンプルにJulieと書かれ、モノクロ写真の渋いジャケットデザインだ。

 

一曲目「君を許す」でアルバムは幕を開ける。

ムード歌謡風ともいえようか?落ち着いた雰囲気で始まり、徐々に盛り上がっていきクライマックスは感情的に歌い上げる!

二曲目「ビロードの風」はそのタイトルが示すように穏やかな優しさが漂うような曲だ。

三曲目「誰もとめはしない」、ドラムのタムを中心とした重いリズムにブラスサウンドが鳴り響くロック感あふれる曲。

四曲目「愛のプレリュード」はドラマティックなバラードとなっている。ストリングスアレンジが印象的である。

五曲目「光と花の思い出」、軽快なギターカッティング、優美なストリングスをバックにハモリのコーラス、ジュリーは優しく歌い上げる。

六曲目「バラを捨てて」、穏やかな雰囲気あふれるスローナンバーだ。

 

と、ここまでがアルバム前半である。

特にこれといったサウンド面とかコンセプトは感じられないが、幅広いジャンルの曲を初のソロアルバムで歌い上げていくジュリーの初々しさが感じ取れるのではなかろうか?

 

そして、アルバムは後半へと進んでいく。

七曲目「君をさがして」、悲壮感あふれるイントロで幕を開ける。マイナーキーのドラマティックな曲だ。悲しさを演出するようなストリングスが印象的である。

八曲目「未知の友へ」もマイナー感が印象的であるが、軽快なリズムで進行していく。

九曲目「ひとりぼっちのバラード」はそのタイトル通りバラードであるが、随所にピアノが色を添えながらドラマティックに展開していく綺麗な曲だ。

十曲目「雨の日の出来事」、軽快なリズムが印象的な優しい雰囲気なナンバーである。

11曲目「マイ・ラヴ」はバラード曲、綺麗に歌い上げてゆく…

ラスト「愛の世界のために」もバラード、スケール感あふれるバックに優しく歌い上げるジュリーである。

そしてアルバムは幕を閉じる。

 

アルバム全体の印象としてはバラードを中心とした構成になっている感じであろうか?

サウンド面では、ストリングスとブラスによるドラマティックな演出。一方、ドラムは音も小さく脇役に徹している曲がほとんどである。

 

これはジュリーこと沢田研二のファーストアルバム…

アーティストとして花開くのはまだまだ先ではあるが、この作品からは彼の初々しさ残る歌声を聴くことが出来よう。

ジュリー・ファンなら必聴であろう!

なぜなら『JULIE』は沢田研二のファーストアルバムだから…

沢田研二

公式サイト
http://www.co-colo.com/