Elvis Presley – Elvis Presley

(邦題)エルヴィス・プレスリー『エルヴィス・プレスリー登場!』

(1956年作品)

収録曲:

01. Blue Suede Shoes

02. I’m Counting on You

03. I Got a Woman

04. One-Sided Love Affair

05. I Love You Because

06. Just Because

07. Tutti Frutti

08. Trying to Get to You

09. I’m Gonna Sit Right Down and Cry (Over You)

10. I’ll Never Let You Go (Little Darlin’)

11. Blue Moon

12. Money Honey




エルヴィス・プレスリー登場!

もはや説明不要ともいえるロックンロールの創始者の一人であり「アメリカンドリーム」の象徴ともいわれている男…

それはエルヴィス・プレスリー!

ポピュラー音楽における「熱狂」というものを最初に持ち込んだのはまぎれもなくキング・オブ・ロックンロールと称されているプレスリーであろう。

 

本作『エルヴィス・プレスリー登場!』は1956年にリリースされたプレスリーのファーストアルバムである。

当時はR&B(リズム&ブルース)の全盛期であり、まだロックンロールというジャンルは存在しなかった…

そしてプレスリーはロックンロールの扉を開けるのである!

 

では、

Elvis Presley 登場!

Elvis Presley

についてレビューしていこう。

 

レビュー

ロックンロールの幕開けを感じさせるようなジャケットデザインであろう!

いうまでもなく、現在のロックミュージックの原点はロックンロールであり、エルビス・プレスリーはキング・オブ・ロックンロールなのだ。

心して聴いていこうではないか!

 

一曲目「Blue Suede Shoes」、まさにロックンロールの王道的なナンバーでアルバムは幕を開ける。

ロックンロールの軽快なリズム、展開の早い曲構成で一気に駆け抜けていく爽快感と躍動感を楽しめよう!

いうまでもなく、当時のギターサンドは歪んでいないナチュラルトーンである。もちろんシンセなどもまだ存在しない。

ドラム、ベース、ピアノ、そしてナチュラルなギターサウンド(アコースティックギターも含む)がロックンロールのサウンドなのだ。

 

二曲目「I’m Counting on You」、カントリーナンバー。ピアノ主体のバック、ゆったりとした三拍子が心地よい。

三曲目「I Got a Woman」、軽快なロックンロール。ここでもナチュラルなギタートーンが堪能出来る。

四曲目「One-Sided Love Affair」、ロックンロールなピアノをバックに軽快なノリが堪能出来る。ロックンロールの王道コード進行だ!

五曲目「I Love You Because」、ゆったりとした雰囲気のカントリーバラード。

六曲目「Just Because」、ロックンロールというよりも軽快なカントリーナンバーであろうか?当時のギタープレイは新鮮である!

 

軽快なノリのロックンロールとスローなバラードナンバーが交互に構成されているのが分かる。

ロックンロールは、黒人のブルースと白人のカントリーが融合されて生まれたとされているが、ここで聴かれる音楽はカントリー色が強いのではなかろうか?

 

そしてアルバムは後半部分へ…

七曲目「Tutti Frutti」、スピード感あふれるロックンロール!それに加え「トゥリフリ!」というフレーズが耳に残るキャッチーさも印象的だ。

八曲目「Trying to Get to You」、シャフルリズムのブルースナンバー。

九曲目「I’m Gonna Sit Right Down and Cry (Over You)」、軽快なノリが堪能できるロックンロール。

十曲目「I’ll Never Let You Go (Little Darlin’)」、スローなカントリーバラード。途中でリズムチェンジしてエンディング。

11曲目「Blue Moon」、ヴォーカル主体のスローナンバー。

12曲目「Money Honey」、ミディアムテンポのロックンロール。ピアノ主体のバッキングが心地良いリズムを生み出している。

 

アルバムを聴き終えての感想を述べさせていただこう。

ロックンロールの原点を知りたければ必聴ともいえるアルバムである!

ちなみに本作は、カール・パーキンス、レイ・チャールズ、リトル・リチャード、などのカバー曲を中心に構成されている。

白人であるプレスリーが黒人ミュージシャンの曲を歌い、ライヴパフォーマンスにおいては「肉体の躍動」をアピール!当時、タブーとされていたことに挑戦しながら、時代の寵児ともいえる「カリスマ性」により、当時の若者たちを虜にする彼のような存在がその後のロックを切り開いたのではなかろうか?

しかも今だからこそ、そのサウンドに新鮮さを感じられるの事実である。

 

「エルビス・プレスリーって大昔のロックンロールの人でしょ?」

という人もいるだろう。

しかし、現在のポピュラー音楽(特にロック)をさかのぼれば1950年代のロックンロールにたどり着くのである。

 

「ロックンロールの神様」チャック・ベリーと並び「キング・オブ・ロックンロール」と称されるプレスリーであるが…

とりあえずプレスリーを聴いてみるならこの一枚!

まさに、ロックンロールの銘盤である…

エルヴィス・プレスリー

公式ウェブサイト
https://www.shopelvis.com/store