David Bowie – David Bowie

(邦題)デヴィッド・ボウイ『デヴィッド・ボウイ』

(1967年作品)

収録曲:

01. Uncle Arthur

02. Sell Me a Coat

03. Rubber Band

04. Love You Till Tuesday

05. There Is a Happy Land

06. We Are Hungry Men

07. When I Live My Dream

08. Little Bombardier

09. Silly Boy Blue

10. Come and Buy My Toys

11. Join the Gang

12. She’s Got Medals

13. Maid of Bond Street

14. Please Mr. Gravedigger




デヴィッド・ボウイのファーストアルバム

1964年にプロ・デビュー、いくつかのバンドで活動していたデヴィッド・ボウイであるが、本作品は彼の一枚目のソロアルバムである。

今でこそ、デヴィッド・ボウイはグラム・ロックの象徴的存在であるのはもちろん、多才なミュージシャンとしてポピュラー音楽史にその名を残しているが、当時このファーストアルバムは一般的には「まったく評価されなかった」といわれている。

それに加えて、ボウイ自身もこのアルバムに収録されている曲を演奏することはほとんど無かった、ということもあり「マイナーな作品」と位置づけられているのだろう。

 

だからこそ、今一度聴いてみようではないか?

デヴィッド・ボウイの原点を!

 

では…

David Bowie ファーストアルバム

David Bowie

についてレビューしていこう。

 

レビュー

軽快な一曲目「Uncle Arthur」でアルバムは幕を開ける。

ちなみに収録曲全て、ボウイの作詞作曲となっている。

一曲目から、当時の彼のシンガーソングライターとしてのスタイルと個性が感じ取れるのではなかろうか?

 

二曲目「Sell Me a Coat」、ボウイの歌声が魅力的。

当時から歌唱力も素晴らしかったことがうかがい知れる。

 

そして三曲目「Rubber Band」、クラシカルな雰囲気がありつつもポップな曲だ。

四曲目「Love You Till Tuesday」はさらにポップ感にあふれている。

 

落ち着いた雰囲気の五曲目「There Is a Happy Land」、独特のサウンドアレンジの六曲目「We Are Hungry Men」、アルバムは軽快に進行していく…

 

ここまで聴いたイメージとしては、ポップ感あふれるシンガーソングライター、アコースティックギターをメインにストリングス&サックスが活きている、といったところであろうか?

その個性と統一感を保ちながら、さらにアルバムは進んでいくのだが、どの曲もサウンドアレンジも素晴らしく自然体でリラックスして聴ける。

と、そこへ個性的な11曲目「Join the Gang」が突然あらわれる!

本アルバムは全体的に安定した作りではあるが、それゆえにインパクトあるこの曲がハッとさせられる。

 

それ以上のインパクトなるものはもう一度やってくる。

 

ラストの「Please Mr. Gravedigger」である。

伴奏なしの歌、映画のワンシーンともイメージ出来ようか?

多才なるデヴィッド・ボウイの個性が垣間見えるのだ!

そしてアルバムは幕を閉じる…

 

最後に一言コメントさせていただこう。

本作品『デヴィッド・ボウイ』は、一般的に「評価されなかった」といわれているが…

一部のマニアや専門家には評価されていたという事実もある。

実際、今一度聴いてみれば素晴らしいアルバムなのだ。

 

あまりにもこの先のデヴィッド・ボウイが凄すぎるがゆえに「陰に隠れてしまった作品」、というのが正直な感想。

ボウイの「ファーストアルバム」として自然体で聴いてみれば新たなる発見があるかもしれない…

デヴィッド・ボウイ

公式サイト
https://www.davidbowie.com/