ABBA – Waterloo

(邦題)アバ『恋のウォータールー』

(1974年作品)

収録曲:

01. Waterloo

02. Sitting in the Palmtree

03. King Kong Song

04. Hasta Manana

05. My Mama Said

06. Dance (While the Music Still Goes On)

07. Honey, Honey

08. What About Livingstone

09. Watch Out

10. Gonna Sing You My Love Song

11. Suzy Hang Around




ABBAのセカンドアルバム

ABBAは1972年に結成されたスウェーデンのポップ・グループで、ビヨルン、ベニー、アグネッタ、フリーダ、の四人編成。

ファーストアルバム『リング・リング』は1973年にリリースされ、その一歩を踏み出した。

 

そして…

1974年、ABBAとクレジットされた初のシングル曲「Waterloo」がその年のユーロ・ビジョン・コンテストのグランプリ曲となる。

その結果、その曲は世界的大ヒット、ABBAというグループの人気を決定づけることになった。

その後にリリースされたセカンドアルバムが本作『恋のウォータールー』である。

 

では、

ABBA セカンドアルバム

Waterloo

についてレビューしていこう。

 

レビュー

一曲目「Waterloo」でアルバムは幕を開ける。

スウェーデン代表、グランプリに輝いた曲である。

しかしスウェーデン代表でありながら「英語の歌詞」というところに彼らのこだわりがあり、それがABBAというグループの信念ではなかろうか?

シャッフルのリズムにのるキャッチーなメロディーが光っているポップナンバーだ。

 

二曲目「Sitting in the Palmtree」、トロピカルな雰囲気が印象的なスローナンバーである。

三曲目「King Kong Song」、タイトルが示すとおりに怪獣をイメージさせるようなハードなポップだ。

四曲目「Hasta Manana」、センチメンタルな雰囲気漂う美しい曲。ちなみにこの曲はユーロ・ビジョン・コンテスト用として候補にあげられていたが、結果的に「Waterloo」が選曲された。その意味ではABBAの隠れた名曲ともいわれている。

五曲目「My Mama Said」、ジャズ的なアプローチが印象的な哀愁感漂うナンバーである。ギターカッティングが心地良い。

六曲目「Dance」、ミディアムテンポのポップナンバー。ABBAサウンドの魅力ともいえるコーラスが活きている!

 

ここまで聴いたイメージとしては、バラエティ豊かな曲で展開されている。

王道ポップ、ハードポップ、バラード風ナンバー、など全て違ったタイプの曲である。

 

そして、アルバムは後半部分へ…

七曲目「Honey, Honey」、アメリカン・サウンドをイメージさせるような爽やかなポップナンバーだ。

八曲目「What About Livingstone」、アグネッタの魅力的なヴォーカルが印象的なリズミカルなポップ。

九曲目「Watch Out」、ブルースロック風な曲である。しかしサウンドはポップなのでABBAならでは個性が感じられる。

十曲目「Gonna Sing You My Love Song」、フリーダのヴォーカルが魅力的なバラードナンバーである。それに加えてABBAならではのコーラスが色をそえている。

11曲目「Suzy Hang Around」、ブリティッシュな雰囲気漂うミディアムテンポの曲である。

 

以上、ABBAのセカンドアルバムを聴き終えて…

良く言えば「バラエティ豊かな楽曲で構成されている」、悪く言えば「試行錯誤しながら自分たちのスタイルを見つけている」、ともいえようか?

正直な感想は、ABBAサウンドが確立される途中段階とイメージできる作風である。

歌詞面における信念という部分ではすでに完成されていた彼らではあるが、サウンド面の完成はこの先のアルバムで花開くことになるのだが…

その意味では本作『恋のウォータールー』は、ABBAの歴史を知る上での必聴アルバムではなかろうか?

偉大なるポップ・グループの軌跡の一ページである!

ABBA(アバ)

公式サイト
https://abbasite.com/