ABBA – The Album

(邦題)アバ『ジ・アルバム』

(1977年作品)

収録曲:

01. Eagle

02. Take a Chance on Me

03. One Man, One Woman

04. The Name of the Game

05. Move On

06. Hole in Your Soul

07. Thank You for the Music

08. I Wonder (Departure)

09. I’m a Marionette




ABBAの五枚目のアルバム

前作『アライバル』でポップミュージックにおける地位を確立したABBAであるが、それに続く本作『ジ・アルバム』により、彼らはさらなる快進撃を突き進んでいくことになる。

あまりにも完成度が素晴らしい『アライバル』、しかし彼らの才能はそこから先へと開花させていくのだ!

ちなみに本作『ジ・アルバム』はABBAにとって、アメリカで最高位を記録したアルバムである。

 

では、

ABBA 五枚目のアルバム

The Album

についてレビューしていこう。

 

レビュー

一曲目「Eagle」でアルバムは幕を開ける。

広大な光景をイメージさせるような美しいナンバーである。シンセサウンドが大々的にフィーチャーされている。

ちなみにこの曲はイーグルスを称えて作ったといわれている。

 

二曲目「Take a Chance on Me」、シンプルで軽快なポップナンバー。ABBAならではサウンドを聴かせてくれる。

三曲目「One Man, One Woman」、フリーダのリードヴォーカルによるバラードナンバー。落ち着いた雰囲気でありながらもドラマティックである。

四曲目「The Name of the Game」、ムード感たっぷりの曲調でありながらABBAならではポップ感あふれるアレンジが光っている!

 

ここまで聴けばお分かりいただけようか?

サウンド面においてはこれまで以上にゴージャスな雰囲気、特にシンセサウンドが生きているのだ。

 

そしてアルバムは後半部分へ…

五曲目「Move On」、きらびやかなサウンドをバックにコーラスが印象的な美しい曲である。

六曲目「Hole in Your Soul」、ロック感あふれるノリノリなポップナンバー!

七曲目~九曲目はミニ・ミュージカル「The Girl with the Golden Hair」の曲となっている。

ピアノとストリングスをバックにABBAならではのコーラスが展開されていく「Thank You for the Music」、ベニーのピアノが素晴らしい「I Wonder (Departure)」、そしてアヴァンギャルドなロック風ナンバー「I’m a Marionette」でアルバムを締めくくる…

 

アルバムを聴き終えての感想を述べさせていただこう。

ABBAのこれまでのアルバム以上に「ゴージャスなシンセサウンド」が印象的であるのだが、それ以上に音楽面での深さを感じさせる作品となっているのではなかろうか?

「明るい」とか「軽快」とかだけではないポップの可能性と魅力が本作『ジ・アルバム』には漂っているのだ!

大陸的、東洋的、といった雰囲気を所々で感じとれる部分もあるし、ポップでありながらもマイナー感漂うドラマティック要素もこのアルバムの個性となっている。

その意味では、ポップというジャンルを越えたABBAの魅力を堪能できる素晴らしい作品である!

ABBA(アバ)

公式サイト
https://abbasite.com/