ABBA – Super Trouper

(邦題)アバ『スーパー・トゥルーパー』

(1980年作品)

収録曲:

01. Super Trouper

02. The Winner Takes It All

03. On and On and On

04. Andante, Andante

05. Me and I

06. Happy New Year

07. Our Last Summer

08. The Piper

09. Lay All Your Love on Me

10. The Way Old Friends Do




ABBA美学の頂点!

前作『ヴーレ・ヴー』がリリースされる頃から彼らににとってのプライベートな問題などにより、世間では解散説が浮き彫りにされていた。

スーパーグループとしての地位を築き上げたABBAであったが、頂点を極めていた後にはその山を下りるのが運命(さだめ)であろうか?

 

1980年当時、「いったいABBAはこれからどうなるのか?」そのような不安もある中、リリースされたのが本作『スーパー・トゥルーパー』である。

結論から言えば、この作品はABBAの最高傑作として語られることも多い銘盤であろう。

だからこそ!

今一度聴いてみようではないか?

ABBAサウンドの完成形を…

 

では、

ABBA 七枚目のアルバム

Super Trouper

についてレビューしていこう。

 

レビュー

タイトル曲の一曲目「Super Trouper」でアルバムは幕を開ける。

アカペラから始まるシンプルなポップナンバー。軽快なリズムにキャッチーなメロディが印象的だ。

二曲目「The Winner Takes It All」、ストリングスとピアノをメインとしたバックに、アグネッタのヴォーカルがのびやかに響く美しいバラードである。

三曲目「On and On and On」、シンプルなロック風ナンバー。しかしポップ感あふれるABBAならではの曲だ。

四曲目「Andante, Andante」、落ち着いた雰囲気のバラード。フリーダのヴォーカルが優しく包み込むような美しい曲である。

五曲目「Me and I」、ベニーのシンセサウンドがフィーチャーされたポップナンバーだ。ABBAならではコーラスはもちろんのこと、サウンドアレンジも素晴らしい。

 

流れるようにアルバムは進行していく…

ABBAサウンドに身をゆだねて安心して聴けるからであろうか?

 

そしてアルバムは後半部分へ。

六曲目「Happy New Year」、美しいメロディーとハーモニーが印象的な明るいバラードともいえようか?タイトルが示すように「新年」を祝う、といったテーマにマッチしたかのようなABBAサウンドに仕上がっている。

七曲目「Our Last Summer」、スケール感のある美しいバラードである。ギターサウンドが所々で色を添えている。

八曲目「The Piper」、民族音楽風ともいえるフレーズが印象的なポップナンバー。さすがABBAともいえる多才さが感じられるアレンジだ!

九曲目「Lay All Your Love on Me」、エレクトロ風サウンドをバックに幻想的なサビコーラスが素晴らしいポップナンバーである。

十曲目「The Way Old Friends Do」、ライヴ録音のナンバー。オーケストラサウンドをバックにゴージャスにアルバムのラストを締めくくる…

 

アルバムを聴き終えての感想を述べさせていただこう。

作品の完成度においては、もはや非の打ちどころがないくらいに「完璧」であろう。

さらに言えば、本作『スーパー・トゥルーパー』はこれまで以上に構成力とアレンジ力が光っている…

というよりもABBAサウンドが完成されているのではなかろうか?

それに加えて、様々なジャンルを自らの音楽に取り入れていくスタイルはまさにビートルズを彷彿とさせよう!

ビヨルン、ベニー、アグネッタ、フリーダの四人は、ABBA以前にはそれぞれ畑違いのジャンルにいたのだが、共通して影響を受けていたのがビートルズといわれている。

 

スウェーデンのポップグループが世界のポップグループとしてその名を残した…

本作『スーパー・トゥルーパー』は、ポップ界において今なお輝き続ける「銘盤」である!

ABBA(アバ)

公式サイト
https://abbasite.com/